105E15

陣痛が有効と判断できるのはどれか。
内診所見の進行
陣痛周期が5分以内
血性粘液性帯下の出現
子宮収縮ごとの疼痛の訴え
陣痛発作持続時間が1分以上

解答: a

105E15の解説

a 正しい。内診所見(すなわちBishopスコア)が進行していれば陣痛は有効と判断できる。
b 子宮口全開大時の陣痛周期は2分である。
c 血性粘液性帯下とはいわゆる「おしるし」。産徴の1つである。産徴と陣痛とは直接の関係がない。
d 疼痛自覚は主観的な面があり、個人差があるため、指標となりにくい。
e 持続時間が長すぎた場合、過強陣痛となる。
※コメント欄よりいただいた情報を追記。「対偶をとる」というワザあり手法を使えば瞬殺。「XXXであれば陣痛が有効」の対偶をとると、「陣痛が無効ならXXXとならない」となる。このXXXに代入できる選択肢はaしかあるまい(「陣痛が無効なら内診所見は進行しない」)。

正答率:67%

テーマ:陣痛の所見

フォーラムへ投稿

関連トピック