105B7

在胎39週0日、3,210gで出生した女児の生後2日の所見として病的なのはどれか。
体重3,050g
大泉門閉鎖
乳汁分泌
性器出血
総ビリルビン4.5mg/dL

解答: b

105B7の解説

a 生後10%以内の体重減少は生理的範囲内である。
b 誤り。大泉門の閉鎖は1歳半ごろであり、生後2日で閉鎖しているの病的である。
c 胎内における母体からのプロラクチン移行により、乳汁分泌をみることがある(魔乳や奇乳と呼ばれる)。
d 胎内における母体からのエストロゲン移行により、性器出血をみることがある(新生児月経と呼ばれる)。
e 生後2日ごろから生理的黄疸が開始する。ゆえにビリルビン値が上昇していても問題はない。

正答率:89%

テーマ:生後2日の新生児の所見

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