105B5

ある集団での脳卒中の発症予防を目的として、高血圧に対する介入を行いたい。
ハイリスクアプローチを採用する場合、介入の効果に最も関係する変化はどれか。
集団の血圧の平均値の改善
集団の塩分摂取量の平均値の改善
正常血圧域にある者での喫煙率の減少
高血圧域にある者での降圧薬服用者の割合の増加
高血圧域にあるが治療を拒否する者での脳卒中発症リスクの減少

解答: d

105B5の解説

ハイリスクアプローチとは文字通り、リスクの高い集団を対象とする手法のこと。一方、集団全体を対象とする手法はポピュレーションアプローチと呼ぶ。
a・b ポピュレーションアプローチに関する記載である。
c 集団の大多数は正常血圧域にあるため、これもポピュレーションアプローチに関する記載である。
d 正しい。ハイリスクアプローチが奏功している例である。
e ハイリスクアプローチではあるが、治療を拒否されている以上、介入できていない。

正答率:72%

テーマ:ハイリスクアプローチを採用する場合の介入効果に最も関係する変化

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし