105B24

視覚誘発電位が異常を示すのはどれか。
角膜潰瘍
視神経炎
春季カタル
硝子体混濁
動眼神経麻痺

解答: b

105B24の解説

視覚誘発電位〈VEP〉は網膜より入れた刺激を大脳皮質(視覚野)で拾う検査であり、視路を評価するのに適している。
a 高度な角膜潰瘍であれば、VEPの異常をみるが、フルオロセイン染色で診断するため、あえてVEPを施行する疾患ではない。
b 正しい。視神経は視路の起点であり、VEPによる評価が有用。
c 眼瞼結膜の変化であり、VEPは無効。
d 高度な硝子体混濁であれば、VEPの異常をみるが、aと同様にあえて本検査を施行する疾患とはいえない。
e 眼球運動の異常をみる。VEPは無効。

正答率:87%

テーマ:視覚誘発電位で異常を示す病態

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