104I26

発疹がみられる小児のウイルス感染症の病原体はどれか。2つ選べ
RSウイルス
パルボウイルス
エンテロウイルス
ムンプスウイルス
インフルエンザウイルス

解答: b,c

104I26の解説

a RSウイルスは急性細気管支炎の原因となり、細気管支の炎症を呈するが発疹は呈さない。
b 正しい。パルボウイルスは伝染性紅斑の原因となり、頬の紅潮、上下肢のレース状紅斑がみられる。
c 正しい。エンテロウイルスはヘルパンギーナや手足口病の原因となり、後者では手足に水疱形成や皮疹がみられる。
d ムンプスウイルスは流行性耳下腺炎の原因となり自発痛を伴う片側性の耳下腺腫脹がみられるが、耳下腺部の高度発赤はみられない。
e インフルエンザウイルスはインフルエンザの原因であるが、皮疹はない。

正答率:76%

テーマ:発疹がみられる小児のウイルス感染症

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