104I11

小児骨折で正しいのはどれか。2つ選べ
屈曲変形は自然矯正される。
回旋変形は自然矯正される。
短縮変形は自然矯正される。
靱帯損傷を合併することが多い。
骨幹部は骨幹端部よりも自家矯正能力が高い。

解答: a,c

104I11の解説

採点除外となった微妙な問題。出題者の意図は分からなくもないが、過去問として本問に対峙する受験生としては「そんなもんか」程度の位置づけで十分に思われる。
a・c 正しい。小児は骨代謝が活発であるため、自家矯正能が高い。ゆえにこれらは正しい記載だ。
b a・cと異なり回旋力が加わったケースでは明瞭な骨折線もなく、自然矯正が難しい。
d 小児の骨折は若木骨折と呼ばれ、クッション性の高い折れ方をする。そのため、骨自体が緩衝材として働くため靭帯損傷まで至るケースは少ない。
e 骨幹端部には成長軟骨板があるため、こちらの方が自家矯正能力が高い。
※正答率は非常に低かった。「こんな事実を知ってどうするの?」というのが本解説執筆者の正直な意見だ。

正答率:63%

テーマ:小児骨折について

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし