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104H3
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髄膜炎が疑われる患者に行う診察法はどれか。
a
頸部の筋群の硬さを触診で確認する。
b
頭部を左右に振って眼振の出現を確認する。
c
首を一側に回旋した際の対側上肢のしびれを確認する。
d
仰臥位で頸部を他動的に前屈するときの抵抗感を確認する。
e
仰臥位で股関節と膝関節を90度屈曲位にするときの筋硬直を確認する。
解答: d
104H3の解説
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どれも「惜しい」選択肢であるが、真の髄膜刺激症状はどれか、考える。
a 「筋群の硬さ」ではなく、「前屈時の抵抗」を触知したい(項部硬直)。
b jolt accentuationもどき。正しくは、頭部を左右に振って頭痛の出現を確認する。
c 頸椎椎間板ヘルニアで行われる、spurling試験もどき。首を一側に回旋した際の同側上肢のしびれを確認する。
d 正しい。項部硬直である。
e Kernig徴候もどき。仰臥位で股関節と膝関節を90度屈曲位にし、そこから更に下腿を上昇した際の抵抗や痛みをみる。
正答率:92%
テーマ:髄膜炎の診断に有用な検査
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