104G19

学校保健について誤っているのはどれか。
学校給食は教育の一環である。
小学生で被患率が最も高いのはう歯である。
小学校において胸部エックス線撮影は毎年全員に実施される。
学校管理下における児童生徒の死因の第1位は突然死である。
学校職員の健康診断は学校保健安全法に基づいて実施される。

解答: c

104G19の解説

a 学校給食などの栄養管理も教育の一環である。
b △。出題当時、小学生で被患率が最も高いのは「むし歯(う歯)」であった。が、その後、2022年度に「裸眼視力1.0未満の者」が第1位となった。ゆえに2022年度以降は本選択肢も誤りとなる。しかしながら本知識は国試で毎年出題されるほどの頻出事項ではなく、かつ国試も何年度の統計が出題されるか断言することができないため、119回国試以降、「裸眼視力1.0未満の者が第1位」と確固たる出題があるまでは「△」扱いとし、「2つ選べ」問題に改変することは控えておく。
c 誤り。胸部エックス線撮影を全員実施するのは高校入学時と大学入学時である。小学生でも学校医が必要と認める場合には実施する。
d 学校管理下における児童生徒の死因の第1位は心臓血管系疾患を原因とした突然死である。
e 学校児童生徒や職員の健康診断は、『学校保健安全法』に基づいて実施される。

正答率:95%

テーマ:学校保健について

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