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103I29
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前眼部写真を別に示す。
この疾患で正しいのはどれか。
a
小児期に多い。
b
遺伝性である。
c
悪性腫瘍化する。
d
外的刺激が誘因となる。
e
放射線治療が第一選択である。
解答: d
103I29の解説
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三角形の結膜組織の一部が角膜へ侵入しており、翼状片と考えられる。
a 中高年以降に多い。
b 遺伝性ではない。
c 瞳孔領にかからず整容面で問題なければ治療の必要はない疾患である。外科的に切除しても再発することはあるが、悪性化はしない。
d 正しい。紫外線や異物、睫毛内反などの物理的な刺激が原因となりえる。
e 第一選択は外科的切除である。なお、瞳孔領にかかってからの手術では角膜に手術痕が残り視力障害の原因となることがあるので瞳孔領にかかる前に手術をすることが多い。
正答率:96%
テーマ:翼状片について
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