103G2

放射線治療による晩期障害はどれか。2つ選べ
脱毛
白内障
粘膜炎
味覚低下
甲状腺機能低下

解答: b,e

103G2の解説

a 脱毛や皮膚炎、紅斑などの皮膚症状は早期障害である。
b 正しい。被曝後数年で生じる晩期障害である。水晶体上皮の分裂細胞に異常がみられ混濁するといわれている。
c 粘膜上皮は分裂が活発であり放射線の影響を受けやすい。皮膚と同様で早期障害である。
d 粘膜や皮膚と同様で早期障害である。これは味蕾の減少と唾液分泌減少が原因となる。
e 正しい。晩期障害である。

正答率:77%

テーマ:晩期にみられる放射線の身体的影響について

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