103F13

臨床疫学的指標について正しいのはどれか。
ROC曲線は感度と尤度比から描ける。
バイアスとは交絡因子のことである。
信頼区間は相対危険度から計算できる。
検査後確率は対象集団によって変わらない。
特異度は疾病を有さない者のうちの検査陰性者の割合である。

解答: e

103F13の解説

a ROC曲線は感度と特異度から描ける。実際には、縦軸を「感度」、横軸を「1-特異度」として示される。
b バイアスとは収集したデータ内における偏りであり、疾病と要因の双方に関連する因子である交絡因子とは異なる。
c 信頼区間は標準誤差から計算できる。
d 検査後確率は、対象集団の有病率によってに変動する。
e 正しい。疾患がない人を陰性と判定できる率を特異度と呼び、疾病を有さない者のうちの検査陰性者の割合である。

正答率:74%

テーマ:臨床疫学的指標について

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