103F11

針刺し事故を起こした医療従事者に対し、事故後48時間以内に抗HBsヒト免疫グロブリン投与を行うべき組合せはどれか。
患者 医療従事者
HBs抗原 HBs抗体 HBs抗原 HBs抗体
a
b
c
d
e

解答: b

103F11の解説

感染初期に出現するのはHBs抗原であるため、患者がHBs抗原陽性の場合は注意が必要である。また医療従事者はB型肝炎ワクチンを接種しているが、HBs抗体が陰性の場合は、感染する恐れがある。
a HBs抗原は陽性であるが、医療従事者にはHBs抗体を持っているため免疫グロブリン投与は行わない。
b 正しい。患者がHBs抗原(+)、医療従事者がHBs抗体(-)の場合は、速やかに抗HBsヒト免疫グロブリン投与を行う。
c~e 患者はHBs抗原を保有していないため感染のリスクはない。
 

正答率:84%

テーマ:事故後48時間以内に抗HBsヒト免疫グロブリン投与を行うべき組合せ

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