103E46

27歳の男性。言動の変化を心配した妻に伴われて来院した。半月前から「盗聴されている」と言って部屋にこもり、仕事に行かず、食事もあまりとらない。精神保健指定医が診察し入院が必要であると診断したが、本人は入院を拒んでいる。妻は入院の必要性をよく理解している。
対応として最も適切なのはどれか。
外来治療
任意入院
医療保護入院
措置入院
応急入院

解答: c

103E46の解説

言動の変化が心配されている27歳男性。半月前から「盗聴されている」と言って部屋にこもり、仕事に行かず、食事もあまりとらないことから、統合失調症などの精神疾患が疑われる。入院加療が必要であると診断し、本人は入院を拒んでいるも、妻は入院の必要性をよく理解していることから医療保護入院の形態をとる。
a 入院加療が必要であると診断されているため、外来では対応できない。
b 本人は入院を拒んでいるため、任意入院は行えない。
c 正しい。上記の通り。
d 本文からは自傷他害の恐れは否定的である。
e 保護者同意は得られている。

正答率:97%

テーマ:強制入院の選択

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