103E30

写真に示すのはどれか。
探索反射
把握反射
Moro反射
Landau反射
パラシュート反射

解答: c

103E30の解説

a 探索反射とは、母の乳頭を探すように顔を向ける原始反射であり、4か月頃消失する。
b 把握反射とは、手先や足先に触れると握り返してくる原始反射であり、手掌は6か月頃、足底は7か月頃に消失する。
c 正しい。Moro反射とは、背臥位とし頭部をゆっくりと落とすと腕の外転と伸展、指の開排が起こり、ついで躯幹の上で腕の内転と屈曲が起こる原始反射であり、4か月頃消失する。
d Landau反射とは、乳児を腹臥位にして胸部を支えて空間に保持し、自動的にまたは他動的に頭部を挙上すると脊柱と下肢が屈曲する反射であり、生後6か月頃よりみられはじめ、2歳頃に消失する。
e パラシュート反射とは、乳児の腋窩を持ち、立位から急激に頭を床に向けると両手を伸ばし、手を開いて支えようとする反射であり、7~9か月頃に出現し、生涯持続する。

正答率:93%

テーマ:Moro反射について

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