103E21

誤っているのはどれか。
黄疸は眼球結膜で観察する。
閉塞性黄疸では皮膚掻痒が生じる。
Gilbert症候群ではICG試験は正常である。
黄疸は血中総ビリルビン値1.5mg/dLで認められる。
溶血性黄疸では尿中ウロビリノーゲンが強陽性となる。

解答: d

103E21の解説

a 眼球結膜は黄染する。
b 胆汁排泄障害により胆汁成分が血中に入り、掻痒感を感じる。
c Gilbert症候群は体質性黄疸であり、肝機能異常はなく、間接ビリルビンの上昇を認める。ICG試験は正常である。
d 誤り。総ビリルビン値は2.0mg/dlあたりから黄疸を認めることが多い。
e 溶血性黄疸ではヘモグロビンの代謝産物である間接ビリルビンが上昇し、尿、便中ウロビリノゲンが上昇する。

正答率:80%

テーマ:黄疸について

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