103D48

2歳6か月の男児。硬貨を飲み込んだかもしれないと、母親に連れられて来院した。発熱、咳および嘔吐はなく全身状態は良好である。
まず行うのはどれか。
胸腹部MRI
胸腹部造影CT
腹部超音波検査
胸腹部エックス線撮影
上部消化管内視鏡検査

解答: d

103D48の解説

異物誤飲が疑われる2歳6か月男児。硬貨を飲んだか確認する検査を選択する問題。
a MRIは不要である。また硬貨を誤飲している可能性があるため、MRIは避けるべき。
b CTではなく放射線量の少ないエックス線で十分観察できる。
c 超音波では胃内の捜索に適さない。
d 正しい。最も簡便かつ放射線量を最小限に抑えられる。
e 侵襲的検査であり、硬貨の探索にはまずエックス線が適切。

正答率:95%

テーマ:硬貨誤飲疑いへの対応

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