103D16

緑内障の早期診断に有用なのはどれか。2つ選べ
眼底検査
視野検査
色覚検査
調節検査
眼位検査

解答: a,b

103D16の解説

緑内障でまずみられるのは視神経乳頭陥凹拡大である。進行すると視野欠損が起こるが、そうなる前の治療介入が重要といえる。眼圧測定も必要であるが、正常眼圧緑内障という概念がある以上、やはり眼底検査が必須である。
a 正しい。視神経乳頭陥凹の観察ができる。眼底写真が健診内容に含まれている場合もある。
b 正しい。初期の視野異常では自覚症状がない場合がある(両眼視をしていると視野欠損があっても補完されてしまうため)。
c 緑内障では色覚異常は生じない。
d 調節力(調節幅)を計測する、老視の検査である。
e Hirschbergテストやカバー・アンカバーテストなどがある。斜視・斜位に対して行われるが、緑内障では起こらない。

正答率:84%

テーマ:緑内障の早期診断に有用な検査

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