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103C16
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17歳の男子。10日前からの発熱、咽頭痛および倦怠感を主訴に来院した。鼻汁、鼻閉および咳嗽はない。両側後頸部リンパ節腫脹と脾腫とを認める。皮疹はみられない。血液検査で白血球12,400、異型リンパ球78 %。
口腔内にみられるのはどれか。
a
後鼻漏
b
イチゴ舌
c
Koplik斑
d
扁桃白苔
e
咽頭後壁の敷石像
解答: d
103C16の解説
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17歳男子が発熱、咽頭痛および倦怠感を主訴に来院した。両側後頸部リンパ節腫脹と脾腫とを認め、末梢血に異型リンパ球を認めることから伝染性単核球症を疑う。
a 副鼻腔炎でみられる。
b イチゴ舌は猩紅熱や川崎病でみられる。
c Koplik斑は麻疹に特徴的で、カタル期の後に見られる。
d 正しい。扁桃の発赤と腫大に加え白苔も認めると本疾患を疑う。
e アデノウイルス感染症にて咽頭後壁の敷石像を認める。
正答率:75%
テーマ:伝染性単核球症〈伝染性単核症〉〈IM〉の口腔内所見
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