103B51

採血担当者に対する保健所医師の事故直後の対応として誤っているのはどれか。
針刺し部(創部)の処置が適切に行われたかを確認する。
妊娠の有無を確認する。
針刺し事故によるHIVの感染の危険は約0.3 %と説明する。
採血担当者のHIV抗体の検査を1か月後に行うと説明する。
抗HIV薬の内服は男性の抗体検査の結果が判明してからでよいと説明する。

解答: e

103B51の解説

a 創部からの絞り出しや流水洗浄など、針刺し事故発覚直後の処置を確認する。
b HIVは経胎盤感染もするので、妊娠の有無は確認する必要がある。
c 針刺し事故の現状や感染可能性ついて事前説明を行う。
d HIV抗体が陽性になるまでの期間を考慮し、再検査は1か月後に行う。
e 誤り。抗HIV薬は、抗体の有無にかかわらず早期に予防内服されるべきである。

正答率:68%

テーマ:【長文2/3】針刺し事故直後の対応

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