103A10

単純性肥満で正しいのはどれか。3つ選べ
全肥満の90%以上を占める。
無酸素運動を主体に指導する。
スルホニル尿素薬を投与する。
血中アディポネクチンが低下する。
血中コルチゾールはデキサメタゾンで抑制される。

解答: a,d,e

103A10の解説

a 正しい。全肥満の90%以上を占めている。
b 有酸素運動を主体に指導する。
c 2型糖尿病であれば経口血糖降下薬を用いるが、単純性肥満というだけでスルホニル尿素薬を使用することはない。
d 正しい。脂肪細胞由来である、アディポネクチンが産生低下する。
e 正しい。血中コルチゾールが少量のデキサメタゾンで抑制されるのがCushing病との鑑別点である。

正答率:90%

テーマ:単純性肥満について

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