102I40

騒音性難聴について正しいのはどれか。2つ選べ
伝音難聴である。
前庭機能障害はみられない。
低周波音曝露で発生しやすい。
高音域の聴力低下が特徴である。
騒音曝露を中止すると改善する。

解答: b,d

102I40の解説

騒音性難聴はコルチ器(特に外有毛細胞)の障害が原因である。
a 両側感音難聴である。
b 正しい。コルチ器の障害であり前庭には関係がない。
c 騒音性難聴は85dB以上の慢性的な騒音によるものであり、音の大きさに依る。低周波とは100Hz以下の低い音のことであり、特に低い音で騒音性難聴が発生しやすいということはない。
d 正しい。c5-dipという4,000Hz付近の聴力低下が特徴的である。
e 内耳の障害は一度発症すると治療は難しい。

正答率:80%

テーマ:騒音性難聴について

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