102I25

神経芽腫について誤っているのはどれか。
交感神経節に発生する。
カテコラミンを産生する。
尿検査が診断に有用である。
石灰化はまれである。
1歳未満で発見されたものは予後が良い。

解答: d

102I25の解説

a 神経芽腫は胎生期の神経堤細胞が交感神経節や副腎髄質で癌化したものである。
b・c カテコラミン分泌亢進がみられ、代謝産物である尿中のバニリルマンデル酸〈VMA〉 やホモバニリン酸〈HVA〉が上昇する。
d 誤り。画像検査にて腫瘍内に石灰化をみる。
e 神経芽腫の予後良好因子として、1歳~1歳半未満 、組織型が良好、 MYCN 遺伝子の非増幅、染色体異常がみられない、などが挙げられる。

正答率:77%

テーマ:神経芽腫について

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