102G26

ゴナドトロピンによる排卵誘発の副作用はどれか。2つ選べ
貧血
高血圧
骨粗鬆症
腹水貯留
多胎妊娠

解答: d,e

102G26の解説

ゴナドトロピンによる排卵誘発の副作用として、卵巣過剰刺激症候群〈OHSS〉を想起する。
a OHSSでは血液濃縮により貧血とはならない。
b OHSSでは血管透過性が亢進し、血管外へ血漿成分が大量に漏出するため、血圧は低下する。
c ゴナドトロピン高値によりエストロゲン分泌は増加するため、骨粗鬆症とはならない。
d 正しい。OHSSでは血管透過性が亢進し、血管外へ血漿成分が大量に漏出するため、循環血液量は減少し、胸腹水や浮腫をみる。
e 正しい。ゴナドトロピンにより排卵が過剰誘発されると、多胎妊娠の可能性が高まる。

正答率:70%

テーマ:ゴナドトロピンによる排卵誘発の副作用

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし