102A11

抗表皮細胞間抗体が検出されるのはどれか。
尋常性天疱瘡
疱疹状皮膚炎
水疱性類天疱瘡
先天性表皮水疱症
後天性表皮水疱症

解答: a

102A11の解説

a 正しい。尋常性天疱瘡ではデスモグレイン〈Dsg〉3または1へのIgG抗体が検出される。これは抗表皮細胞間抗体である。
b 疱疹状皮膚炎では真皮乳頭部へのIgA沈着がみられる。
c 水疱性類天疱瘡ではヘミデスモゾームへのIgG抗体が検出される。これは表皮基底膜に対する抗体である。
d 先天性表皮水疱症では免疫グロブリンの沈着をみない。
e 後天性表皮水疱症では表皮基底膜に対するIgG抗体が検出される。

正答率:87%

テーマ:抗表皮細胞間抗体が検出される皮膚科疾患

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