101H36

33歳の初妊婦。妊娠28週0日。前回の妊婦健康診査時には骨盤位と診断され、膝胸位の後、右側を下に寝る骨盤位矯正体操を指導され実施していた。本日のLeopold診察法では、第1段でくびれや浮動感を認めない大きな塊、第2段では右手に数個の結節状のもの、左手に弓状に曲がった板のような抵抗、第3段ではくびれと浮動感のある硬く大きな球体を触れた。
この胎児の胎位・胎向はどれか。
第1頭位
第2頭位
第1横位
第1骨盤位
第2骨盤位

解答: b

101H36の解説

妊娠28週0日であり、妊婦健康診査にきた33歳の初妊婦である。Leopold診察法にて、第1段でくびれや浮動感を認めない大きな塊(おしり)を、第3段ではくびれと浮動感のある硬く大きな球体(あたま)を触れたことから頭位である。第2段では右手に数個の結節状のもの(手)、左手に弓状に曲がった板のような抵抗(背中)を触れることから第2胎向である。
a・c Leopold診察法第2段より、第2胎向である。
b 正しい。上記の通り。
d・e Leopold診察法第1段および第3段より、頭位である。

正答率:62%

テーマ:第2頭位の診断

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