101C8

正常新生児で正しいのはどれか。
主に胸式呼吸である。
体重は出生直後から増加する。
体重当たりの体表面積は成人より狭い。
体液量に占める細胞外液量の割合は成人より高い。
胎児ヘモグロビンは成人ヘモグロビンより酸素親和性が低い。

解答: d

101C8の解説

a 新生児は胸郭の発達が未熟なため、主に腹式呼吸の呼吸様式である。
b 新生児では生後3~4日をピークに生理的体重減少(10%程度まで)をみる。
c 新生児は体重あたりの体表面積と体内総水分量、不感蒸泄量が多い。
d 正しい。成人の体液量に占める細胞外液量の割合が約20%であるのに対し、新生児では約40%と高い。
e 胎児期に母体より酸素を受け取れるように、胎児ヘモグロビンは成人ヘモグロビンより酸素親和性が高い。

正答率:87%

テーマ:正常新生児について

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