101B103

緊急手術を要する疾患はどれか。
付属器炎
卵胞嚢胞
子宮内膜症
子宮腺筋症
卵管妊娠破裂

解答: e

101B103の解説

a 付属器炎はまずは抗菌薬投与にて対応すべきであり、手術の必要はない。
b 卵胞嚢胞(ルテイン嚢胞)は自然消失するため、経過観察でよい。
c 子宮内膜症の治療には GnRH アゴニストやダナゾールを用い、月経困難症の緩和に低用量ピルや 黄体ホルモン療法も行われる。外科的には腹腔鏡手術による癒着解除も有効であるが、緊急手術となるほど急性発症はしない。
d 子宮腺筋症の治療には GnRH アゴニストやダナゾールを用い、手術は不要である。
e 正しい。子宮外妊娠による破裂は、腹腔内大量出血の危険性があるため、緊急手術が必要である。

正答率:100%

テーマ:緊急手術を要する産婦人科疾患

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