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101A2
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30歳の2回経妊未産婦。妊娠26週時に超音波検査を行った。胎児に皮下浮腫を認めるが、胸水と腹水とは認めない。
検査として
適切でない
のはどれか。
a
染色体
b
不規則抗体
c
胎児心エコー
d
中大脳動脈血流速度
e
ヒト乳頭腫〈human papilloma〉ウイルス抗体
解答: e
101A2の解説
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妊娠26週時に超音波検査を行った、30歳の2回経妊未産婦である。胎児に皮下浮腫を認めており、胎児水腫が疑われる。
a 胎児水腫の原因として染色体異常があるため、検査は有用である。
b 不規則抗体による母児血液型不適合が原因となり、免疫性胎児水腫を起こすことがある。
c 胎児水腫の原因として先天性心疾患があるため、胎児心エコーは有用である。
d 貧血による胎児水腫ではドプラ検査により中大脳動脈の流速上昇がみられる。
e 誤り。ヒトパルボウイルス感染による赤芽球癆によって胎児水腫をおこすことはあるが、ヒト乳頭腫〈humanpapilloma〉ウイルスは関連がない。
正答率:77%
テーマ:胎児水腫の検査
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