100G93

淡水での溺水でみられないのはどれか。
肺水腫
循環血液量増加
高カリウム血症
低ナトリウム血症
代謝性アルカローシス

解答: e

100G93の解説

a・b 淡水では浸透圧が低いため、溺水により肺胞から血液に液体成分が移行する。循環血液量が増加し、肺水腫をきたす。
c 浸透圧の低い淡水が吸収されることで、赤血球内に水分が移動し赤血球は破壊され溶血する。その結果高カリウム血症をきたす。
d 血管内に水分が移動することで、希釈され低ナトリウム血症をきたす。
e 誤り。溺水により低酸素血症となり、嫌気性代謝により代謝性アシドーシスとなる。

正答率:60%

テーマ:淡水での溺水の症候

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