100G70

褥瘡を起こしにくいのはどれか。
やせ
貧血
関節拘縮
皮膚の乾燥
低アルブミン血症

解答: d

100G70の解説

a やせでは、骨の突出等が目立ちやすくなり、褥瘡のリスクとなる。
b 貧血では酸素が組織に浸透しにくくなり、褥瘡のリスクとなる。
c 関節拘縮では骨の突出等が目立ちやすくなり、褥瘡のリスクとなる。
d 正しい。皮膚は乾燥しすぎても、湿潤しすぎてもよくない。適度な乾燥を保つことが褥瘡の予防となる。
e 低アルブミン血症では栄養成分が低下し、褥瘡のリスクとなる。
※本問のdを丸暗記し、「褥瘡は皮膚を乾燥させればよいんだ!」と覚えていた受験生は110I16でdを選んでしまった。過去問知識は参考の1つにすぎない。目まぐるしく動向が変化する医師国家試験では、過去の一地点で正答とみなされた事実が、将来的に誤答となることなど茶飯事である。あくまで他選択肢との兼ね合いから、バランス良く得点を確保する姿勢が重要と言える。

正答率:51%

テーマ:褥瘡のリスクファクター

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