100E33

第4頸髄の脊髄外傷でみられるのはどれか。
頻脈
嘔吐
呼吸困難
けいれん
意識障害

解答: c

100E33の解説

C4の支配筋は横隔膜や僧帽筋である。
a spinal shockは神経原性ショックに分類される。そのため徐脈をみる。
b 一般的には生じない。嘔吐中枢は延髄に存在する。
c 正しい。横隔膜の麻痺により呼吸困難となる。
d けいれんを起こす原因は山ほどあるため割愛するが、頭頸部の原因としては頭部外傷や脳出血・梗塞、髄膜炎などがけいれんを引き起こす。慢性期になると損傷レベル以下の筋肉が痙攣を起こすことはある。
e 頭部の異常で認められる。脊髄損傷単独では起こらない。

正答率:95%

テーマ:第4頸髄の脊髄外傷でみられる症候

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