100B67

慢性肉芽腫症で感染の原因となりやすいのはどれか。
Listeria monocytogenes
Mycobacterium tuberculosis
Pneumocystis jiroveci
Staphylococcus aureus
Streptococcus pneumoniae

解答: d

100B67の解説

a Listeria monocytogenes(リステリア)はカタラーゼ陰性のグラム陽性桿菌である。
b Mycobacterium tuberculosis(結核菌)はカタラーゼ陰性の細菌である。
c Pneumocystis jiroveci(ニューモシスチス)はカタラーゼ陰性の真菌である。
d 正しい。慢性肉芽腫症では好中球の殺菌能が障害されるため、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)などカタラーゼ陽性菌への感染が重症化しやすい。
e Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌)はカタラーゼ陰性菌のグラム陽性球菌である。

正答率:60%

テーマ:慢性肉芽腫症〈CGD〉で感染の原因となりやすい病原体

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