100B20

唾石症について正しいのはどれか。
舌下腺に好発する。
摂食時に疼痛が増強する。
腺内唾石は口内法で摘出する。
Sjögren症候群に合併しやすい。
エックス線透過性のものが多い。

解答: b

100B20の解説

a 顎下腺に好発する。
b 正しい。摂食時に分泌されるはずの唾液の流出が妨げられ、痛みを感じる。唾疝痛という。
c 開口部付近や導管であるステノン管・ワルトン管ならば口腔内から摘出する口内法を選択するが、腺体内の場合は皮膚切開からアプローチする口外法を選択する。
d Sjögren症候群では両側耳下腺が腫脹することがあり、唾石症と鑑別が必要な疾患である。
e エックス線不透物であることが多い。位置の把握にはCTが用いられる。

正答率:85%

テーマ:唾石症について

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