解決済 100A20 07.循環器

急性大動脈解離Sztanford B型の治療として、降圧に用いる薬剤の選択について

お世話になっております。
100A20についての質問です。
Stan Bでは降圧でまずは粘ると講義にあり、その上でこの問題の選択肢でdプレドニゾロンとeプロプラノロールで迷ってしまいました。
主訴に背部痛とあり、交感神経が亢進して血圧が上昇していると思い、プレドニゾロンで鎮痛することで降圧にもなるのでは思った次第です。
フロセミドも降圧にはなると思ったのですが、鎮痛にはならないという理由から迷いませんでした。
既往歴から高血圧のriskが高く、痛みがなくても本症例では血圧が高いのではないかと考えての、プロプラノロールの選択とすればよかったでしょうか。
悩んだ方やお詳しい方いらっしゃいましたら、回答よろしくお願いします。

回答1件

  • ご指摘の通り鎮痛を行うこともあると思われますが、優先すべきはやはり直接的な降圧と考えます。

    また鎮痛に関してはプレドニゾロンよりも、モルヒネやペンタゾシンなどのような鎮痛薬を用いると思われます。

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  • 問題参照 100A20

    62歳の男性。背部痛が出現し冷汗も認めたため来院した。喫煙30本/日を35年間。42歳時に椎間板ヘルニア、59歳時に急性心筋梗塞の既往がある。意識は清明であるが、発語は少ない。身長165cm、体重76kg。脈拍84/分、整。血圧160/80mmHg。胸部の聴診で異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球427万、Hb 13.4g/dL、Ht 39%、白血球10,300、血小板14万。血清生化学所見:総蛋白6.4g/dL、AST 46U/L、ALT 57U/L、CK 144U/L(基準10~40)、LD 189U/L(基準176~353)。胸部造影CTを別に示す。
    治療薬はどれか。
    • a ヘパリン
    • b アトロピン
    • c フロセミド
    • d プレドニゾロン
    • e プロプラノロール
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