解決済 101B93 20.放射線科

奇形腫におけるCT値について

奇形腫では石灰化をきたしやすいのでプラスのCT値をきたすと考えてしまったのですが、解説には脂肪成分を含むのでCT値はマイナスになると書かれていました。
よって、脂肪成分(マイナス)の量>石灰化(プラス)の量 の結果で全体としてマイナスになるのではないか、と考えたのですが、これは正しいでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。

回答4件

  • 設問文を読むと、「含む病変はどれか」と書いてあります。Mixして平均を考える必要はありません。

    • ご返信ありがとうございます。新たに考えたのですが、無気肺でも全く空気がないわけではないのでマイナスを含むのでは、と思いました。ただそこに関しては、縦隔気腫における空気や縦隔奇形腫における脂肪より圧倒的に少ないので(「無」気肺というぐらいですし)、2つ選べの答えとしては適切ではない、という考え方にチェンジすれば大丈夫でしょうか?
      ご返信よろしくお願いいたします。

    • とてもよい解釈ですね。
      医学の答えは1つではありません。
      ご自身が納得できる説明が見つかれば、それがベストです。

      すでにお示ししていると思いますが、基本↓の考えにつきます。
      https://medu4.com/blog/prioritize

      「自分は●●と考えたのでこれも合っているのではないか」と噛み付くのではなく、「国試の解答が○○なのに自分は●●と考えてしまった。では○○で整合性をとるためには自分はどう考えを改めねばならないのか」と迎合するスタンスで勉強を続けられるとよいでしょう。

    • ご返信ありがとうございます。先生の講義内の問題解説を聞くうちに、問題文の解釈がうまくできるようになってきました!
      これからもよろしくお願いいたします。

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  • 問題参照 101B93

    胸部単純CTでマイナスのCT値を含む病変はどれか。2つ選べ
    • a 胸水
    • b 無気肺
    • c 大動脈瘤
    • d 縦隔気腫
    • e 縦隔奇形腫
  • 関連トピック

    なし