解決済 101E28 12.小児科

Apgarスコアと新生児仮死

いつもお世話になっております。Apgarスコアと新生児仮死について質問をさせてください。
この問題では「Apgarスコア4点(1分)であり、新生児仮死の既往がある」と解説されていますが、本文中では「Apgarスコア4点(1分)、8点(5分)」と設定されています。この場合、新生児仮死の有無の判断に5分値のApgarスコアを用いることはないのでしょうか?(本問を始めて解いた際5分値は7点以上なので新生児仮死は無いのかと思ってしまいました。)
1分値と5分値いずれかが6点以下なら新生児仮死がある、と認識すればよいでしょうか。
ご教授いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

回答1件

  • 1分値と5分値いずれかが6点以下なら新生児仮死がある、と認識

    ↑これでOKです。

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  • 問題参照 101E28

    次の文を読み、28~30の問いに答えよ。
    6歳2か月の男児。発熱を主訴として来院した。
    現病歴:1週前から元気がなく、時々38℃台の発熱が現れるようになった。
    発育歴・既往歴:妊娠経過は異常なく、40週に自然分娩で出生した。出生体重2,960g。Apgarスコア4点(1分)、8点(5分)。日齢3から光線療法を24時間受けた。新生児期から特異な顔貌があり、生後1か月ころに精密検査を受けた。1歳時の身長74cm、体重9kg。首のすわり4か月、つかまり立ち13か月、ひとり歩き23か月。まだボタンをうまく掛けられず、ひとりで靴を履けない。まねをして丸は書くが、四角は書けない。
    家族歴:父42歳、母41歳。両親と10歳の姉とに特記すべき疾患はない。
    現 症:身長106cm、体重18kg。体温38.0℃。脈拍100/分、整。血圧110/54mmHg。顔の写真(A)を別に示す。皮膚に発疹を認めない。第5指が短い。眼瞼結膜は貧血様で、眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に発赤はない。右側頸部に径約1.5cmのリンパ節を2個触知するが、圧痛はない。胸骨左縁第2肋間に2/6度のやわらかい収縮期雑音を聴取する。呼吸音は正常。右肋骨弓下に肝を2cm、左肋骨弓下に脾を触知する。深部腱反射は正常である。
    検査所見:血液所見:赤血球303万、Hb 8.7g/dL、Ht 26%、白血球4,600(桿状核好中球1%、分葉核好中球8%、単球6%、リンパ球63%、異常細胞22%)、血小板8万。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dL、アルブミン3.7g/dL、総ビリルビン0.5mg/dL、AST 29U/L、ALT 15U/L、LD 820U/L(基準176~353)、Fe 55μg/dL、TIBC 320μg/dL(基準240~310)。CRP 6.1mg/dL。
    この患児について正しいのはどれか。2つ選べ
    • a 新生児仮死があった。
    • b 新生児高ビリルビン血症があった。
    • c 1歳時のKaup指数は低値であった。
    • d 発達指数は約70である。
    • e 心室中隔欠損症がある。
  • 関連トピック

    なし