解決済 101D35 24.公衆衛生

表で一番下の感度特異度を用いる理由は?

尤度比が最も高いからですか?

回答7件

  • 101D35についてでしょうか?
    表の中から、どの感度・特異度を用いるかは、患者の現症や検査値がどの条件(表の一番左)を満たしているかによります。
    本症例では、PSA増加と直腸診異常の両方が満たされているので、表の一番下の感度・特異度が用いられています。
    結果的に、尤度比が最も高くなっています。
    仮に、PSA増加のみ満たすケースであれば、表の一番上の感度・特異度が用いられます。

  • 101D35についてです。変更が可能であれば運営の方にお願いしたいです。

  • じゅんじゅんさん。
    回答ありがとうございます。

    「仮に、PSA増加のみ満たすケースであれば、表の一番上の感度・特異度が用いられます。」
    についてもう少し掘り下げて質問させていただきます。
    -----------------
    PSA増加のみ満たすケースで尤度比を考えると
    「PSA増加」の尤度比≒22
    「PSA増加または直腸診異常」の尤度比≒11
    となるので、PSA増加のみ場合は
    表の一番上を用いて検査前・検査後確率を導くということでしょうか。

    • 「PSA増加」のみ満たすケース、という不適切な例を挙げてしまって本当に申し訳ありません。
      上記コメントに間違いがありました。
      おそらく「PSA増加」のみを満たすケースは、表の中のどの感度・特異度も用いることができないと考えられます。
      自分なりに考えてみましたので、ご理解の一助になれば幸いです。
      ---------------
      ●表の一番上の「PSA増加」は、
      『PSA増加』を満たしており、直腸診異常については不問であると考えられます。
      ●表の上から3番目の「PSA増加または直腸診異常」は、
      『PSA増加』かつ『直腸診異常』群と、
      『PSA増加』かつ『直腸診異常なし』群と、
      『PSA増加なし』かつ『直腸診異常』群を、合わせたものと考えられます。
      ---------------
      つまり
      「PSA増加」を満たしており、直腸診をまだ行っていないケースであれば、
      表の一番上の感度・特異度を用いることになるかと考えます。
      ○「PSA増加」を満たしており、直腸診を行った結果「直腸診異常なし」となったケースであれば、
      表の中のどの感度・特異度も用いることができないと考えられます。

  • じゅんじゅんさん。
    とても丁寧な解答をいただき感謝です。
    しっかり読ませていただきました。
    そうすると、また疑問があります。
    たびたび申し訳ございません。
    -----------------
    ベン図を用いて考えました。
    「「PSA高値」を満たしており、直腸診を行った結果「直腸診異常なし」となったケース」
    においても有用性があるかどうかはさておき、表の上から3番目は使えるように思えます。

    表の3番目が使えないのは
    「PSA高値なし、かつ、直腸診異常なし」(つまり、異常所見そのものがない)
    の場合に限られるように思えます。いかがなものでしょうか。

  • 問題番号を変更しておきました。
    ざっと議論の流れを見せていただきましたが、じゅんじゅんさんの理解で正しそうです。

    が、(いい方が悪くて申し訳ないのですが)受験生としてハマってはいけないレベルの疑問に感じました。
    3年生や4年生ならまだしも、受験生のこの時期には断固これ系の疑問は黙殺すべきです。
    PSAも上がっていて直腸診も陽性なのですから、素直に表の一番下を使って終了です。
    尤度比やらベン図やらを考えてはいけません。
    なぜなら99%の受験生は本問を解くに当たってそんなこと考えないからです。
    皆と異なる思考プロセスを持つのが国試本番ではriskyであること、今一度認識されるとよいかもです。

  • ほずみ先生、返信ありがとうございます。
    皆と異なる思考プロセスを持つのがrisky。
    肝に銘じておきます。

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  • 問題参照 101D35

    次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
    58歳の男性。初めての人間ドックのため来院した。
    現病歴:3年前から排尿に時間がかかることがあった。
    既往歴:特記すべきことはない。
    現 症:意識は清明。身長168cm、体重65kg。体温36.3℃。脈拍72/分、整。血圧146/78mmHg。胸腹部と四肢とに異常はない。直腸診で前立腺に硬結を触知する。
    検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、沈渣に異常はない。血液所見:赤血球420万、Hb 13.8g/dL、Ht 41%、白血球6,200、血小板23万。血清生化学所見:空腹時血糖102mg/dL、総蛋白7.6g/dL、総コレステロール228mg/dL、AST 58U/L、ALT 45U/L。免疫学所見:CRP 0.2mg/dL、AFP l0ng/mL(基準20以下)、CEA 2.0ng/mL(基準5以下)、PSA 3.9ng/mL。
    この施設の人間ドックの統計によると、過去10年間で50歳以上の男性受診者15,000人で前立腺癌と診断された者が450人いた。この統計を検査前確率の算定に用いた。この施設のPSAの基準値は年齢毎に決められ、40~49歳2.5ng/mL以下、50~59歳3.5ng/mL以下、60~69歳4.5ng/mL以下、70~79歳5.5ng/mL以下である。前立腺癌の検査におけるPSA、直腸診および組合せ検査の感度と特異度とを調べた結果を表に示す。
    検査 感度 特異度
    PSA増加 0.67 0.97
    直腸診異常 0.50 0.94
    PSA増加または直腸診異常 0.84 0.92
    PSA増加と直腸診異常 0.33 0.99
    この患者が前立腺癌である検査後確率はどれか。
    • a 10%
    • b 33%
    • c 50%
    • d 75%
    • e 90%
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