解決済 108A35 10.神経

糖尿病性ニューロパチーによる動眼神経障害について

本問では、糖尿病性ニューロパチーの一環として動眼神経障害による外転が見られていますが、一方で眼瞼下垂や散瞳は見られていません。糖尿病では眼瞼下垂や散瞳は見られにくいということなのでしょうか?
また、HbA1c6.4は血糖コントロール不良と解説されていますが、合併症予防のための目標値は7.0で、7.0を切っていれば合併症は進行しないと考えておりましたが、7.0を切っていてもニューロパチーは出現し得るのでしょうか?
ご教示いただけますと幸いです。

回答2件

  • Hommさん
    類似した質問に昔答えました。糖尿病性の動眼神経麻痺はpupil sparingが特徴らしいです。
    https://medu4.com/topics/b8e80412aa
    眼瞼下垂(ptosis)で検索かけると、divisional palsyとか言って眼瞼下垂のない動眼神経麻痺もあるらしいです(DMとの関係性はよくわかりませんでしたが。)
    HbA1cに関しては、ガイドラインを読んでみたのですがいまいち明確なところはよくわかりませんでした。10年来の糖尿病なので、過去数ヶ月の血糖値しか反映していないHbA1cではこれまでの血糖コントロールの推移や微小血管障害の程度は判断が難しいのかもしれないと思いました(試験問題の文量上、情報が限られているのは仕方ないですが)。
    http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/gl/GL2019-02.pdf

  • 早速ありがとうございました。
    動眼神経麻痺では同じMN成分でも眼球運動がメインで障害されるという理解で乗り越えたいと思います。
    散瞳については既スレに気づかずに、失礼しました。また講義を見返したところ、丁寧に解説していただいていました汗
    HbA1cについては解釈が悩ましいところですが、7.0を切っていても合併症を完全にはルールアウトできないという理解で乗り越えたいと思います。

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  • 問題参照 108A35

    76歳の女性。見えにくいことを主訴に来院した。10年前に糖尿病を指摘され経口血糖降下薬を内服している。起床時に物が二重に見えることに気付き受診した。意識は清明で頭痛はなく、複視は左方視で増強する。眼瞼下垂はない。瞳孔径は両側3mmで対光反射は正常である。四肢筋力低下はなく、手袋靴下型の軽度の表在・深部感覚低下を認める。四肢の腱反射は全体に左右差なく減弱している。来院時血糖112mg/dL、HbA1c 6.4%(基準4.6~6.2)。正面視を指示した際の眼位を別に示す。
    正しいのはどれか。
    • a 右外転神経の麻痺がある。
    • b 抗GQ1b抗体が陽性になる。
    • c 脳動脈瘤による圧排が原因として考えられる。
    • d 速やかに副腎皮質ステロイドのパルス療法を行う。
    • e 複視の予後は良好である。
  • 関連トピック

    なし