解決済 102A54 06.呼吸器

LDの値

テキストp137臨床像、講義9,47:50
講義内にて『LDも高い』と仰っており、青色マーカーで塗られていますが、
LDの基準値は巻末資料にないものの、120-245という認識であり、
問題中の151は基準値やや下寄りと思うのですが、如何でしょうか。

回答2件

  • 胸水中のLDの基準値は知りませんが、血液中と比べるものではないでしょうか?
    今回の問題でも生化の結果よりも胸水中のLDの方が高いために上昇していると言えると考えます。

    • 視野が狭くなっておりました。
      仰るとおりです。
      有難う御座います。

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  • 問題参照 102A54

    65歳の男性。右前胸部の疼痛を主訴に来院した。2か月前から乾性咳嗽と労作時の呼吸困難とが出現し、徐々に増悪した。16歳から60歳まで自動車整備工をしていた。喫煙は20本/日を45年間。意識は清明。身長168cm、体重54kg。体温37.0℃。脈拍76/分、整。血圧130/90mmHg。胸部右側の呼吸音の減弱を認める。血液所見:赤血球429万、Hb 14.6g/dL、Ht 45%、白血球4,100、血小板20万。血液生化学所見:総蛋白7.5g/dL、アルブミン3.5g/dL、AST 22U/L、ALT 9U/L、LD 128U/L(基準176~353)。CRP 0.2mg/dL。穿刺排液した胸水は黄色混濁で、比重1.019。蛋白5.2g/dL、LD 151U/L、アデノシンデアミナーゼ45.0U/L(基準50以下)、ヒアルロン酸高値。一般細菌および抗酸菌培養は陰性で、結核菌のPCR検査も陰性であった。胸部単純CT(A)を別に示す。確定診断のため、胸腔鏡下で壁側胸膜上の結節を生検した。生検組織のH-E染色標本(B)とカルレチニン免疫組織染色標本(C)とを別に示す。CEAによる免疫組織染色は陰性であった。
    診断はどれか。
    • a 膿胸
    • b 乳び胸
    • c 胸膜中皮腫
    • d 癌性胸膜炎
    • e 結核性胸膜炎
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