106D5

薬物療法で妊孕性が改善し得るのはどれか。
精索静脈瘤
ムンプス精巣炎
Kallmann症候群
Klinefelter症候群
先天性両側精管欠損症

解答: c

106D5の解説

a 手術で静脈瘤を改善することが必要である。
b 不可逆な変化であり、妊孕性は改善しにくい。
c 正しい。Kallmann症候群は低ゴナドトロピン性性腺機能低下を伴う。GnRH投与により妊孕性が改善しうる。
d Klinefelter症候群ではX染色体が一つ以上多いことで外性器の発育異常、無精子症を引き起こす。薬物療法では妊孕性は改善しない。
e 妊娠のためには人工授精が必要である。

正答率:68%

テーマ:薬物療法で妊孕性が改善し得る疾患

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