105H16

複視をきたすのはどれか。
眼窩吹き抜け骨折
視神経管骨折
下顎骨骨折
鼻骨骨折
頬骨骨折

解答: a

105H16の解説

複視は、眼球運動障害が生じ左右の眼で同じものを見ることができていないときに起こる。
a 正しい。眼窩底骨折が生じることで眼球周囲の脂肪組織や下直筋が落ち込むことで患眼の上転が障害される。
b 視神経管骨折によって(外傷性)視神経症が生じると、視野障害や対光反射の減弱が生じる。眉毛外側部に外傷がある場合は必ず疑う疾患である。
c〜e いずれも眼球運動障害は起こらない。

正答率:95%

テーマ:複視をきたす骨折

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