105E69

血小板が増加するのはどれか。
肝硬変
血友病
真性多血症
多発性骨髄腫
Glanzmann病
巨赤芽球性貧血
急性骨髄性白血病
播種性血管内凝固〈DIC〉
溶血性尿毒症症候群〈HUS〉

解答: c

105E69の解説

a 門脈圧上昇により、脾機能が亢進する。これにより脾での血球崩壊が起こり、血小板数も低下する。
b 第VIIIないしIX凝固因子の異常であり、血小板数は不変である。
c 正しい。汎血球増加をみる疾患であり、血小板数が増加する。
d 骨髄での形質細胞異常増殖により正常造血が阻害され、汎血球減少傾向となる。血小板数も低下することが多い。
e 血小板の機能異常であり、血小板数は不変である。
f ビタミンB12や葉酸欠乏によるDNA合成障害により、汎血球減少をみる。
g 単一血球の異常増殖があるため、血小板数は低下する。
h 血栓形成とその溶解により血小板は消耗され、低下する。
i ベロ毒素に誘導される血栓形成により血小板は消耗され、低下する。

正答率:82%

テーマ:血小板増加をきたす疾患

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