103D5

専門施設への搬送を考慮すべき熱傷はどれか。2つ選べ
両手両足(III度)
左上腕前面(II度)
右下腿後面(II度)
胸腹部の前後面(I度)
口腔内に煤付着のある顔面(I度)

解答: a,e

103D5の解説

熱傷についてはArtzの基準で重症度分類がなされ、入院の基準などが決まる。
a 正しい。両手両足は9の法則によりIII度熱傷が54%にも及ぶため、専門施設への搬送が必要。
b・c II度が9%未満であることから、軽症に分類される。
d I度が36%であることから軽症に分類される。
e 正しい。気道熱傷を合併していることから専門施設への搬送が必要。

正答率:93%

テーマ:専門施設への搬送を考慮する熱傷の所見

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし