100I29

53歳の男性。胃部不快感を主訴に来院した。2年前に人間ドックの胃内視鏡検査で異常を指摘されていた。胃内視鏡写真を別に示す。
診断はどれか。
胃腺腫
胃過形成性ポリープ
胃GIST〈gastrointestinal stromal tumor〉
胃悪性リンパ腫
胃癌

解答: c

100I29の解説

内視鏡写真では表面平滑な腫瘤を認める。診断には生検組織のH-E染色で紡錘形細胞を認めることが必要である。
a・b 上皮性腫瘍の所見は認めず、色調としても褐色調ではないため否定的。
c 正しい。胃GISTが最も疑われる。
d 2年前からの緩徐な変化であるが、胃悪性リンパ腫では急速に進行することから否定的。
e 辺縁不整で一部潰瘍性変化を認める所見のはずである。また、2年前から認めているという経過から否定的。

正答率:83%

テーマ:GISTの内視鏡所見

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