解決済 102C18 03.血液

直接ビリルビン値について

お世話になっております。
あたらしい内科外科③のchapter3の溶血概論で扱われていた問題で、直接ビリルビン値0.8mg/dlで値が横ばいと講義内でおっしゃっていましたが、巻末基準値では正常値は0.2mg/dl以下となっています。
0.2以下に対して0.8は増加しているのではないかと思ったのですが、横ばいと考えられる理由を教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

回答2件

  • 質問拝見いたしました。
    間接ビリルビンを算出すると3.0mg/dLなので、間接ビリルビン優位の上昇です。
    おそらく「(間接ビリルビンと比較すると)横ばい傾向」というニュアンスだと思いますが、
    溶血にて増加した間接ビリルビンが肝に運ばれ、適切にグルクロン酸抱合を受ければ、直接ビリルビンになりますので、結果としてやや増加しても不思議ではないかと思います。
    そういう視点から考えても、実際の数値は巻末基準値を超えていようが、この疾患の本態としてはここは直接ビリルビンは横ばいと表現した方が、むしろ間接ビリルビンが上昇していることを強調できるので、そのように表現なされたのではないかと思われます。

    • 丁寧なご説明ありがとうございます。

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  • 問題参照 102C18

    28歳の女性。全身倦怠感と黄疸とを主訴に来院した。幼少時から何度か顔色不良を指摘されたことがあった。兄が貧血と言われたことがある。眼瞼結膜は貧血様で、眼球結膜に黄染を認める。第3肋間胸骨左縁に2/6度の収縮期雑音を聴取する。左肋骨弓下に脾の先端を触れる。血液所見:赤血球262万、Hb 8.2g/dL、Ht 25%、網赤血球7.4%、白血球4,600、血小板17万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/dL、アルブミン4.6g/dL、尿素窒素12.0mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、総コレステロール185mg/dL、総ビリルビン3.8mg/dL、直接ビリルビン0.8mg/dL、AST 78U/L、ALT 35U/L、LD 684U/L(基準176~353)、ALP 220U/L(基準260以下)。
    黄疸の原因として考えられるのはどれか。
    • a 溶血
    • b 肝炎
    • c 弁膜症
    • d 胆道閉塞
    • e 体質性黄疸
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