解決済 108F28 21.救急

肝腫大の原因

108F28の症例において肝腫大が生じている原因ですが、
コントロール不良の糖尿病→膵疲弊によるインスリンの枯渇やインスリン抵抗性増加→LPL活性低下による血中TG上昇→脂肪肝となり肝腫大を呈する
という認識でよろしいでしょうか。

回答2件

  • よく考えられていると思います
    自分も同意です

  • 同意していただける方がいて安心しました。
    今後も穂澄先生の講義に加え、自分でも病態などを考え主体的な勉強をしていきたいと思います。

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  • 問題参照 108F28

    次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
    44歳の男性。右下腿の腫脹を主訴に来院した。
    現病歴:3か月前に右踵部に、ささくれたような傷ができたことに気付いた。市販の軟膏を塗っていたが創は次第に大きくなってきた。1か月前に自宅近くの医療機関を受診し、外用薬を処方され塗布していた。その後2週に一度、創部処置のため通院していたが、7日前から創部の臭気が強くなり軽度の発熱を認めた。2日前から右下腿が腫脹し疼痛を伴い、全身倦怠感が強くなったため受診した。
    既往歴:24歳から高血糖を指摘され、30歳から投薬を受けていた。40歳から通院しなくなっていた。
    生活歴:喫煙は40歳まで10本/日を20年間。4年前から禁煙している。
    家族歴:父親が糖尿病。
    現 症:意識は清明。身長165cm、体重55kg。体温38.5℃。呼吸数22/分。脈拍72/分、整。眼瞼結膜は軽度貧血様だが、眼球結膜に黄染は認めない。口唇と舌は乾燥している。心雑音は聴取しない。右肋骨弓下に肝を2cm触知する。右鼠径部に圧痛を伴う径1cmのリンパ節を複数個触れる。膝蓋骨上端より10cm近位の大腿周径は右38cm、左37.5cm。膝蓋骨下端より10cm遠位の下腿周径は右36cm、左33cm。右膝窩動脈は触知するが、右足背動脈、右後脛骨動脈は触知しない。右下腿に紅斑と腫脹があり、熱感を伴う。両側足底の感覚鈍麻を認める。両下腿の写真(A)を別に示す。
    検査所見:尿所見:蛋白1+、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球428万、Hb 10.9g/dL、Ht 35%、白血球12,200(桿状核好中球18%、分葉核好中球64%、単球4%、リンパ球12%)、血小板29万、PT 77%(基準80~120)。血液生化学所見:CK 175U/L(基準30~140)、尿素窒素7mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL、血糖323mg/dL、HbA1c 8.8%(基準4.6~6.2)。CRP 13mg/dL。下腿造影CT(B)を別に示す。
    この患者の診断として最も考えられるのはどれか。
    • a Buerger病
    • b リンパ浮腫
    • c 壊死性筋膜炎
    • d 深部静脈血栓症
    • e 静脈うっ滞性潰瘍
  • 関連トピック

    なし