解決済 110I29 18.精神科

異常酩酊について

いつもお世話になっております。

当該問題について、正答はc(飲酒後に大声で興奮し始めた。)であり、d(虫が這うような幻視を訴えた。)はアルコール離脱時の小動物幻視に相当するため×との解説ですが、下記リンクによると、「異常酩酊は複雑酩酊と病的酩酊とに分類され、病的酩酊では幻覚が生じたり見当識が失われたりする」との記述があります。

選択肢cは確実に複雑酩酊に該当する一方、dは(病的酩酊かもしれないが)小動物幻視としても考えられるため、「より尤もらしい選択肢を選ぶ」原則により正解はc、という解答アプローチと捉えて良いのでしょうか。
あるいは小動物幻視のような幻覚は病的酩酊としてみられないなど、より積極的に選択肢dを切る根拠があればご教授いただきたく思います。

参考リンクは以下のとおりです。
「酔い方の異常 | e-ヘルスネット(厚生労働省)」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-004.html

回答3件

  • 医師国家試験で小動物や虫の幻視と言えば、ほぼアルコール離脱せん妄の症状と1対1対応で覚えて良いかと思われます。

  • ご返信ありがとうございます。
    あまり深く考えずに当初思ったとおり+あたらしいマイナーでの解説に則り、小動物幻視はあくまでもアルコール離脱症状のキーワードと捉えて国試に臨みます。

  • 他の選択肢と異なり、dのみ「飲酒後に」というワードがないのもポイントなのかもしれませんね。

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  • 問題参照 110I29

    アルコールによる異常酩酊を疑う状況はどれか。
    • a ビール1杯で悪心を訴えた。
    • b 飲酒後に陽気で多弁になった。
    • c 飲酒後に大声で興奮し始めた。
    • d 虫が這うような幻視を訴えた。
    • e 大量飲酒して意識を消失した。
  • 関連トピック

    なし