解決済 106B23 09.肝胆膵

閉塞性黄疸で尿中ウロビリノゲンが低下する理由

閉塞性黄疸では直接ビリルビンをウロビリノーゲンに変換できないため、尿中ウロビリノーゲンは低下するとのことでした。しかし、直接ビリルビンをウロビリノーゲンに変換するのは腸内細菌の働きであり、閉塞性黄疸の有無は関係ないように思われるのですがどうなのでしょうか?

回答1件

  • 健常人の場合、胆汁が腸管へ流入(☆)し、ご理解の通り、腸内細菌の働きによりウロビリノゲンが形成されます(★)、そしてこれが一部、尿中へ排泄され、尿中ウロビリノゲンとなります(●)。

    閉塞性黄疸では、☆が減少するため、★も減少し、結果、●も減少します。

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  • 問題参照 106B23

    閉塞性黄疸で検査値が上昇する項目はどれか。
    • a 血中胆汁酸
    • b 末梢血白血球
    • c 血中アルブミン
    • d 尿中ウロビリノゲン
    • e 血中トランスサイレチン〈TTR〉
  • 関連トピック

    なし