解決済 111H33 07.循環器

全身性アミロイドーシスとのことですが多発性骨髄腫とは無関係ですか?

Mタンパクがみられ、補正Ca 14mg/dLなので多発性骨髄腫に続発したALアミロイドーシスかなと思ったのですが、この考えは間違っているのでしょうか。

回答2件

  • ありうると思います!
    解説では純粋に次の問題で「全身性アミロイドーシスと診断された」とあるので、それに習っています。

  • 全く同じ疑問にたどり着きました。この場合治療が変わってきますね。
    家族性は否定できそうなので、md療法やbd療法、つまりmmのような治療ができるのではないでしょうか?

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  • 問題参照 111H33

    次の文を読み、33、34の問いに答えよ。

    55歳の男性。息切れと下腿の浮腫とを主訴に来院した。

    現病歴:約6か月前から全身倦怠感を自覚していたが他に症状がないので様子をみていた。1か月前から下腿の浮腫を自覚し、次第に労作時の息切れを感じることが多くなったため受診した。

    既往歴:30歳時に虫垂炎手術。

    家族歴:父親が80歳時に脳梗塞、母親が82歳時に膵癌で死亡。

    生活歴:喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。

    現 症:意識は清明。身長161cm、体重60kg。体温36.2℃。脈拍96/分、整。血圧110/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 90%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認める。心音はIII音とIV音とを聴取する。呼吸音は両側下胸部で減弱している。腹部は平坦、軟で、右季肋部に肝を2cm触知する。両下腿に圧痕を伴う浮腫を認める。

    検査所見:尿所見:蛋白3+、糖(−)、沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球417万、Hb 13.0g/dL、Ht 41%、白血球6,800、血小板28万。血液生化学所見:総蛋白9.8g/dL、アルブミン2.8g/dL、総ビリルビン0.7mg/dL、AST 34U/L、ALT 26U/L、LD 345U/L(基準176〜353)、ALP 225U/L(基準115〜359)、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン2.3mg/dL、血糖79mg/dL、HbA1c 5.3%(基準4.6〜6.2)、Na 138mEq/L、K 4.9mEq/L、Cl 106mEq/L、Ca 10.8mg/dL、P 2.1mg/dL、脳性ナトリウム利尿ぺプチド〈BNP〉253pg/mL(基準18.4以下)。CRP 0.1mg/dL。心電図は心拍数91/分の洞調律で肢誘導の低電位、左房負荷および不完全左脚ブロックを認める。胸部エックス線写真で心胸郭比は52%で、両側に少量の胸水を認める。心エコー図(A、B)を別に示す。

    この患者の心エコーで認められる所見はどれか。

    • a 右室の虚脱
    • b 左室内腔の拡大
    • c 左室駆出率の低下
    • d 心室中隔の菲薄化
    • e 左室壁の著明な肥厚
  • 関連トピック

    なし