解決済 103I67 02.内分泌代謝

本症例(SIADH)においてACTHが上昇している理由

いつもお世話になっております。
本症例は血漿浸透圧や血清のナトリウムがかなり低下しているにも関わらず、比較的尿浸透圧は保たれており、また、ADHも下がっておらず、正常値となっていることから相対的にADH分泌が亢進しているSIADHを疑う症例でした。この症例においてACTHが軽度上昇しているのはたまたまでしょうか。それとも、ADHが本来低下していて欲しいのにも関わらず下がっていないという相対的上昇が生じているということにより、ADHの「CRHによるACTHの分泌を亢進させる」という作用が少し出てきていると捉える方が正しいでしょうか?みなさまのご意見を拝借できれば幸いです。

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  • 問題参照 103I67

    45歳の男性。全身倦怠感と頭痛とを主訴に来院した。1か月前から全身倦怠感があり、徐々に増悪してきた。2日前から頭痛が出現した。食欲は良好。下痢と嘔吐とはない。意識は清明。身長162cm、体重58kg。体温36.1℃。脈拍72/分、整。血圧126/80mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。尿所見:浸透圧420mOsm/kg(基準50~1,300)、蛋白(-)、糖(-)、Na排泄量43mEq/日(基準220以下)。血液所見:赤血球400万、Hb 12.2g/dL、Ht 38%、白血球6,200、血小板23万。血液生化学所見:空腹時血糖124mg/dL、総蛋白7.2 g/dL、クレアチニン0.3mg/dL、AST 20U/L、ALT 32U/L、LD 230U/L(基準176~353)、ALP 220U/L(基準115~359)、Na 118mEq/L、K 4.3mEq/L、Cl 82mEq/L、Ca 9.2mg/dL、P 3.0mg/dL、TSH 2.4μU/mL(基準0.2~4.0)、ACTH 62pg/mL(基準60以下)、FT3 3.2pg/mL(基準2.5~4.5)、FT4 1.6ng/dL(基準0.8~2.2)、コルチゾール8.5μg/dL(基準5.2~12.6)、血漿レニン活性〈PRA〉1.5ng/mL/時間(基準1.2~2.5)。血漿浸透圧258mOsm/kg(基準275~290)、抗利尿ホルモン〈バソプレシン〉1.2pg/mL(基準0.3~3.5)。
    対応として適切なのはどれか。
    • a 水分摂取制限
    • b 副腎皮質ステロイド投与
    • c 3 %食塩液点滴静注
    • d マニトール点滴静注
    • e デスモプレシン〈DDAVP〉点鼻
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